「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」この徳川家康の言葉は誰もが知っているでしょう。これは、徳川家康が豊臣を滅ぼすチャンスを待ち、天下統一をしたように、機が熟すまで辛抱強く待つという意味です。相場においても辛抱強く待つことは、重要なことです。利益を得るためには、長い目でチャンスがくるまで待つことが成功するカギといえます。
長期に保ち合った相場は、ずっとその状態を維持するわけではありません。いずれ上下に動きます。その際に、動きに逆らわずについていくことが王道です。しかし、上がると見せて下がったり、またその逆も起きるため、動きに注意して騙されないようにしましょう。
相場とは需給のバランスに関係して変動し、大勢の需要があった場合相場は上昇します。そのため、予想に反して相場が転換したような場合には、その流れに1人で逆らっても意味がないので、大勢の動きに逆らわないことが大切であるという格言です。
相場において成功するためには、七転八起ほどの努力では足りない。九倒十復くらいの忍耐力や克己心が大切であるという格言です。
相場で予想が外れることは当たり前です。相場において、思い通りの勝率を上げること、百発百中で当たることは非現実的です。儲けと損を繰り返すことで、少しずる利益を積み上げることが成功ということです。
売買の仕掛けを事が終わるまで他人に話すなとう格言です。計画が終わらないうちに他人に話してしまうと不利になることがあるためです。
相場の原理を現した格言です。相場は、下の極めれば、いずれ上昇し、上を極めれば、いずれ下落するものであるということです。
順張りの格言の1つです。相場においては、上昇相場であっても下落相場であっても一番大事なのは最後の部分であるのは明らかでしょう。上昇相場の最後は、買いの勢いがピークになり、売り方のふみ上げもかさなることで、鋭角的な上がります。一方、下落相場の最後は、売買のそう投げとなることで鋭角的に下がります。そのため、最後の部分が一番効率よく設けることができるということです。
相場に損失が出ている時には、損を覚悟で決済し、計画を考え直すことも必要であるという格言です。
投資において、小さな利益をこつこつを積み上げていえば、いつかそれが大きな利益につながっていくという格言です。
相場を動きを見るときに大事なのは、日数です。値幅の伴わない波動、一波動が約60日以下の場合は、あまり重要ではありません。一波動が約3ヶ月や1年半などの波動を優先するほうがよいでしょう。
これは、株式において材料が周知された時点で、その材料の情報としての価値はなくなるという意味です。例えば、決算発表において、決算が発表されてから株を買っても、先にその情報を手に入れている人達に先食いされているため、株価はあまり上昇しません。逆も同じく、悪い決算が発表された場合も、株価はほとんど下がりません。そのため、材料が周知された時点で動いても期待したような結果は得られないという事です。
相場は人気七分といわれます。相場は人気づいている時は、さらに人気を呼んで買い気が募ります。
相場は待ちの勝負です。そのため、売買取引を急ぐよりも、チャンスが来るまでじっと待つことが必要です。
優れた人物なるために忍耐は必要であるということです。相場は思惑通りにはいきません。予想が外れた時に、動揺し先の展望を見失いがちですが、そこで辛抱することで良い展開を引き寄せることができます。
見切りの重要さを説いている格言です。損が出ているときに、もう少し様子を見ようと見切りをつけないは、損を大きくしている可能性があります。そのため、相場において、見切りはとても肝心な要素なのです。
無理した投資は、目をくもらせ冷静な判断ができなくなり、失敗するもとになるという格言です。
投資とは、値に惚れて売買を行うものではありません。大事なのは、仕掛けが波に乗っているかどうかです。
投資において、余裕のある気持ちを持つことが大切です。そのために、夜も眠れないほど心配するような投資はすべきではないという格言です。1つの銘柄にすべての資金を投資したり、潰れそうな企業の株を持つと心配で夜も眠れず、冷静な判断もできないため、しないほうが良いでしょう。
相場は常に動いていますが、年中売買するものではありません。休むもまた相場という格言同様、一度手仕舞いをしたら、休み、次の動きに注目しましょうという格言です。
相場は常に動いているため、いつチャンスが訪れるかわかりません。そのため、油断せずに注目し、チャンスだと思ったら、行動できる準備をしておくべきだという格言です。
どんなことでもそうだと思いますが、投資もその面白さははじめはわかりません。やっていくうちに、投資の面白さを感じます。また、利益が生まれて値打ちがわかるという格言です。
相場は理屈では語れるものではありません。流れに逆らう売買の愚かさを説いている格言です。相場において、上昇の流れの時に悪材料が出ても、押し目になるだけです。また、下落している時に好材料が出ても、売りの急となります。流れとはそういうものなのです。
相場では、下落は早く、上昇は時間がかかるとう意味です。相場が加熱すると、取引で買い残が増えたり、手仕舞い売りをしなければいけないものが増えます。また、悪材料がでると、急下落するため、下げ十日といいます。一方、上昇時は、物色買いや利食い売りを繰り返すため、少しずつしか上昇しないため、上り百日と言っています。
相場が下落を続け、多くの投資家が残念に思っている状況の中、投資できる人が成功するという格言です。投資において、本当を買い時は、誰も時なのかもしれません。そんな状況下でも、買える人がいずれ大きな利益を得ることができるでしょう。