
みなさんこんにちは!
スタッフの坂本です。
本日、12月9日は「障害者の日」ということを、皆様はご存じでしょうか?
この日は、国際障害者年である1981年、
現在の内閣府主催の中心記念事業である「広がる希望の集い」で制定され、
現在の厚生労働省によって実施されています。
昨今、2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックに向け、
障害を持った方々への意識が強まっているように感じます。
また、「障害」を「障がい」とひらがな表示することを
勧める動きもでてきています。
「害」の字を広辞苑でひいてみると、「そこなうこと、悪くすること」とあり、
「公害」「害悪」「害虫」という言葉にも含まれるように、
「障害者」は他者に「害」を与える存在である、
とのマイナスのイメージをもたらしてしまうためです。
しかし繊細な問題であるがために、これに関しては賛否両論に分かれています。
リオ五輪、2016年パラリンピック水泳の日本代表であり、
生まれつき右腕の肘から下部分のない一ノ瀬メイ選手は、
このように持論を展開しています。
「腕がないのが障害なのではなく、それを持って生きていく社会が『害』だ。
私からしたら障害は本人ではなく社会だから、
ひらがなに直して勝手に消さないでほしい。」
これはとあるテレビ番組に出演した際の言葉ですが、
とても深く考えさせられるものですよね。
この写真のリボンは、イエローリボンと呼ばれています。
これは、2014年に批准された障害者権利条約を、より多くの人に広めようとする
シンボルマークです。
この機会に、これらの活動にも目を向けると同時に、
弊社としても、投資の経験のある方も、ない方にも平等で安心の
アドバイスを心がけていきたいなと気を引き締めております。
以上、坂本でした。